〇 今日の一献 マミヤ6の「オート・アップ」レンズの使い勝手
―― 写したいものを よりクローズアップして撮る
現代のズームレンズや接写機能の付いた多機能のカメラとは違い、かつての単焦点の標準レンズが装着されていたレトロなレンジファインダーカメラでは、そうした接写や広角・望遠撮影などはできなかった。
それでも、出来ないとなると人はいろいろ工夫するもので、このオート・アップレンズは、中判ブローニーフィルムを使うマミヤ6のズイコーレンズ用に、接写(クローズアップ)撮影を簡便に可能にする便利なアクセサリーとして開発されたものだ。

オート・アップレンズを装着したマミヤ6オートマット
接写レンズ自体は単なる凸レンズで、カメラ本体側のレンズに被せるだけだが、問題は距離計の役割を果たすレンジファインダーとの連動が必要で、その設計が開発者の腕の見せ所といえる。

連動接写器 「オート・アップ」(1m~0.5m用)
レンズ部分枠にあるネジを緩めてレンズにはめ込み、ネジを締めるだけで簡単に装着できる。

連動接写器 「オート・アップ」の裏側
レンジファインダーの前に置かれる部分も凸レンズとなっているが、焦点を結ばせるために、その距離との関係も計算されている。

オート・アップレンズを装着したマミヤ6オートマットの正面


オート・アップレンズを装着して、レンジファインダーを覗きながらより対象物に接近してピントを合わせるだけだから、見え方もアップする。
マミヤ6オートマットの75mmズイコーレンズの最近接距離は1.mまでだが、この装置を装着すると0.44mまで近寄れる。
● オート・アップレンズの装着前後の撮影例。

オート・アップなしの通常撮影(最短1m)

オート・アップを装着しての撮影(0.5m)
このように、対象物に近接することで、人物、花、複写などの近接(クローズアップ)撮影が可能となる。
● 連動接写器 「オート・アップ」の説明書

現代のズームレンズや接写機能の付いた多機能のカメラとは違い、かつての単焦点の標準レンズが装着されていたレトロなレンジファインダーカメラでは、そうした接写や広角・望遠撮影などはできなかった。
それでも、出来ないとなると人はいろいろ工夫するもので、このオート・アップレンズは、中判ブローニーフィルムを使うマミヤ6のズイコーレンズ用に、接写(クローズアップ)撮影を簡便に可能にする便利なアクセサリーとして開発されたものだ。

オート・アップレンズを装着したマミヤ6オートマット
接写レンズ自体は単なる凸レンズで、カメラ本体側のレンズに被せるだけだが、問題は距離計の役割を果たすレンジファインダーとの連動が必要で、その設計が開発者の腕の見せ所といえる。

連動接写器 「オート・アップ」(1m~0.5m用)
レンズ部分枠にあるネジを緩めてレンズにはめ込み、ネジを締めるだけで簡単に装着できる。

連動接写器 「オート・アップ」の裏側
レンジファインダーの前に置かれる部分も凸レンズとなっているが、焦点を結ばせるために、その距離との関係も計算されている。

オート・アップレンズを装着したマミヤ6オートマットの正面


オート・アップレンズを装着して、レンジファインダーを覗きながらより対象物に接近してピントを合わせるだけだから、見え方もアップする。
マミヤ6オートマットの75mmズイコーレンズの最近接距離は1.mまでだが、この装置を装着すると0.44mまで近寄れる。
● オート・アップレンズの装着前後の撮影例。

オート・アップなしの通常撮影(最短1m)

オート・アップを装着しての撮影(0.5m)
このように、対象物に近接することで、人物、花、複写などの近接(クローズアップ)撮影が可能となる。
● 連動接写器 「オート・アップ」の説明書
