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〇 今日の一献 名古屋城の「菊花大会」を観に行ってきた

―― 当地方の菊愛好家の心意気と、息長い努力がしのばれる菊の展示会

 今年で69回目を迎えた名古屋城恒例の「名古屋城菊花大会」のご招待をいただいたので、久しぶりに菊花大会を観に行ってきた。

 今年が第69回というのは、この菊花大会が戦後間もない復興初期に始まったことになり、この地方の菊愛好家の当時の心意気とその後の息の長い努力とがしのばれ、今回も白や黄色の大輪の菊など450点の菊の名品が出品され、当地方の最大級の見応えのある展示会となっている。

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 会場は、名古屋城内西之丸広場を中心に、「大菊」、「山菊」、「切花」の3部門で構成された450点が展示されている。

 この季節、全国各地でも菊の展示会が開かれるが、江戸時代後期に菊の栽培が盛んになった愛知県では、菊の生産量が全国の3割を占めるという有数の生産地でもあり、県下各地区で盛んに展示会が開催されている。

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 尾張藩二代目藩主「徳川光友」と正室「千代姫」の菊人形
 菊の花期が長いことや花もちが良いことに着目した「菊細工」から始まり、顔を人形で作り、からだ全体を菊で飾った「菊人形」は、愛知県から明治20年ころには全国に広まったといわれる。

 今回展示されている正門や東門に飾られたこれらの菊人形も、愛知県高浜市の菊師が制作したという。

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 管物といわれる大輪の糸菊の「千輪咲き」仕立て
 秋に挿し芽した苗から出た冬至芽を育て、一年をかけて半球形になるように花を並べて咲かせたもの。

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 「大菊厚物」は、多くの花弁が中心に向かってこんもりと盛り上がった大輪の仕立て方

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  山菊の部の盆栽仕立や懸崖仕立の並ぶ展示場

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 「盆栽仕立」は、形の良い岩や古木の上に苗をとりつけ、風雪にさらされた古木の風格と太く長い根の見事さを見せる仕立て方

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00-組写真 名城菊花展 20161115-00

 「名古屋城菊花大会」の開催は、11月23日(水・祝)まで。


〇 復元整備が進む本丸御殿(玄関・車寄)と大天守

 せっかく名古屋城へ来たのだから、本丸御殿と天守閣に寄ってきた。

 かつて名古屋城にあって、当時の国宝第一号に指定されていた本丸御殿は、惜しくも終戦間近の1945年(昭和20年)5月の空襲により天守閣とともに焼失したが、残された実測図を元に平成20年度から総工費150億円をかけた史実に忠実な復元整備が続けられている。

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 現在、玄関・表書院、対面所等の第2期整備までが完了して一般公開されており、平成30年度の全体公開に向けて上洛殿等の第3期工事が進められている。

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 本丸御殿内部の復元障壁画など
 戦時中に襖絵、天井画などが疎開されていたことで、焼失を免れた原画を元に忠実な模写が行われている。

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 天守閣上の金のシャチ(北側の雄鯱)
 名古屋城は、大天守の屋根に黄金の板を纏った2.6mの巨大な雌雄の金のシャチ(鯱)を戴く全国でも珍しい城で、古くから「金鯱城」あるいは「金城」の異名を持つ名城だ。

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 秋色の名古屋城大天守
 現在の大天守は終戦間近の空襲で焼失したものを、1959年(昭和34年)に鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC造)の外観復元天守として再建されたものだ。

 近年、天守閣の耐震性や老朽化か問題とされ再建の必要性が叫ばれており、総工費500億円(試算)をかけた木造による再建も検討されている。






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