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〇 今日の一献 小宅の庭で見つけた、アブラゼミの羽化

―― これからも信頼に応えられるだろうか

 先にクマゼミの羽化について書いたけれど、今度はアブラゼミの幼虫が、雨の日の夕方に自宅の同じキンモクセイの樹を上っていくのを見つけた。

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 午後8時ごろ
 羽化する場所を求めて、木の枝を上っていく幼虫。

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 午後10時30分ごろ
 幼虫の背が割れて、成虫の大きな体が出てきて羽化が始まった。

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 成虫の身体をゆっくりと乗り出す。
 脱皮する成虫は白く柔らかいから、幼虫時代の身体より膨張して大きくなる。

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 午後11時ごろ
 幼虫の殻から身体のほとんどが出て、逆さまにぶら下がりながら翅をゆっくりと伸ばしていく。

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 午前1時過ぎ
 幼虫の殻からの脱皮・羽化をすべて終わって、翅も伸び、身体を反転させ、体液を身体の隅々まで行き通らせて成熟・硬化するのをじっとして待つ。

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 このアングルで見ると、羽化が行われている場所は、我が家のほんの玄関先でのことだとわかる。
 
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 午前2時過ぎには、ようやく成熟・硬化した。
 


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 セミの羽化が夜に行われるのは、長時間同じ場所で行う羽化を、天敵である鳥類が活動する明るい時間帯でのリスクから避けるためだといわれる。
 また、夜間も活動する獣などによるリスクから避けるために、場所によっては届かない高い枝まで登ることもある。

 街中にある小宅の、ごく小さな庭で眺められたこの出来事に、いま、わたしはいたく感動している。

 ところで、この季節、セミの声が夜にも聞こえて、うるさくて寝られないとの話がある。
セミの幼虫が地中で成長する期間は6年とされており、その6年の間に人間の身勝手で、幼虫の成育に必要な木々の伐採や這い出るのを妨げるような、整地・舗装などの環境変化がなかったことで、今わたしたちの身近でも鳴くセミの声が聞こえるのだ。
 そしてセミの成虫の寿命は2週間だともいわれ、人間の寿命に比べてすこぶる短い。

 だから少しの間我慢さえすれば、季節が変わり、また静かになるのだから。

 これからも人間は、どれほど彼らの信頼に応えていくことができるのだろうかと思う。






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