〇 今日の一献 文豪、谷崎潤一郎の推薦文

―― 文豪が推薦した二眼レフ、アルペンフレックス

 「今度 私の知人が関係してゐる八陽光学で 新製作品アルペンフレックスを世に出すに当って推薦文を需められた。私はカメラについては 昔少し弄んだことがあるだけで委しくない。
 しかし聞くところによれば 同社は世界的に著名な日本光学の塩尻工場の設備と従業員とを其のまま受け継いだと云ふことであるから、恐らく此の製品は良心的で優秀な性能を持つことと思ふ。」

 これは、あの有名な文豪、谷崎潤一郎が、1953年(昭和28年)1月の写真雑誌『アサヒカメラ』に掲載された、アルペンフレックスの広告に寄せた推薦文だ。

 通常、推薦状あるいは推薦文というのは、特定の人物などの資質・能力を、社会的信用のある者や学識経験者等が推薦人として評価し、推薦する文書だろう。

 しかし、このとき68歳だった谷崎の推薦状の内容は、「カメラは詳しくないけれど、知人から頼まれたから推薦文を書くが、有名な日本光学の系譜だそうだから、きっとこの製品は良心的で優秀な性能のカメラだろうと思う。」と、もう少しそれなりに推薦すべきところ、依頼を受けたそのままを、あまりにも率直に書いていることに驚かされる。


 さて、谷崎が推薦した八陽光学工業のアルペンフレックスとは、1952年(昭和27年)9月に発売開始されていた、中判二眼レフカメラのアルペンフレックスI型と、同時に発売されたI型にセルフタイマーが付いたモデルのアルペンフレックスI S型だったろう。

090P1450331.jpg

○ 八陽光学工業のアルペンフレックスI型
  八陽光学工業(Hachiyo Opt.Co.)は、戦時中、長野県塩尻市に建設された日本光学(現ニコン)の疎開工場を、戦後に分離独立して設立された会社といわれ、その関係からか、カメラのレンズ(ALPO)の素材は、日本光学製の優秀品を使っているとの宣伝文句で販売されていた。

 廉価版カメラを目指したアルペンフレックスだったが、それでも発売価格は、当時のサラリーマンの初任給の2か月分を少し下回るだけの、16,000円(本体、ケース付き)だった。

010P1470434.jpg

 仕様は、初期型ローライコードの典型的なコピー機で、本体はアルミダイキャスト製、ピント合わせはダイヤルによる前板繰り出し式。

0200P1470429.jpg

 ファインダーレンズ及び撮影レンズは、単層コーティングされたALPO銘のトリプレット型レンズ(75㎜ F3.5)。
 シャッターは、ORIENT Ⅱ(B、1~1/200秒)で、セットレバーでセットし、ボディ下部のレリーズレバーで切る。機構は、3枚羽根のプロンタータイプ、絞り羽根は9枚。 
 ファインダーレンズ部分には、飾りの座金が付く

030P1470437.jpg

 フィルム送りは、スライド式遮光機能を持つ赤窓式のノブ巻き上げだから、撮影する前に巻くか、撮影後に巻くかのどちらかに決めておかないと、二重露光の失敗が起こるから注意を要する。
 フード部分に、スポーツファインダーはない。

040P1470440.jpg

 右側面には、フィルム交換用のノブだけで、フラッシュシユーはない。

050P1470413.jpg

 フィルム室には、内部反射対策がなされていないから、フレアー防止として植毛紙を貼ることも効果がある。

060P1470408.jpg

 裏蓋の開閉ロック機構は非常にシンプルなものなので、注意を要する。

070P1470424.jpg

 ルーペは、指で引き上げて精密なピントを合わせる。
 ピントグラスは、単なるスリガラス。

080P1470396.jpg

 撮影時には、フードは必須アイテムだが、撮影レンズ部は後期型のようなバヨネット式ではないから、外径36mmの円形フードを利用する。


 八陽光学工業は、1952年9月発売のアルペンフレックスのI型、I S型以降、1953年3月発売のM S型、1954年1月発売のII S型、II O型、M O型と、矢継ぎ早に改良型を発売した。
 しかし、ヤシカカメラの低価格二眼レフカメラとの価格競争に対抗できず、1955年3月に発売した7機種目のアルペンフレックスZ型を最後に、1955年(昭和30年)に廃業した。
 この間、わずか3年の短命だった。

10020140723-000.jpg

 名古屋中区の大須観音寺
 FUJICOLOR SuperG
 ISO100
 F11まで絞れば、かなりシャープな像が得られる。
 しかし、四隅には周辺光量の低下が見られる。

11020140723-002.jpg

 名古屋中区の大須観音寺
 FUJICOLOR SuperG
 ISO100

12020140723-001.jpg

 図書館の絵本の蔵書架
 FUJICOLOR SuperG
 ISO100
 室内の蛍光灯の光線下という条件のF3.5(開放)では、3枚玉の特徴のままに、中心部はシャープでも周辺部の解像度は低下している。

13020140723-00100.jpg
 
 そもそも、当時のフイルムはモノクロが主流であったので、モノクロ画像にすれば、入射光線の影響による色彩の破綻は感じられない。

アルペンフレックス 20140822-0
 文豪とはいえ門外漢の谷崎潤一郎が、カメラの推薦文を書いたという話を知って、本当かしらと疑いながら図書館で谷崎潤一郎全集を探した。

 閉架書庫から司書が持ってきてくれた全集第23巻の263ページに、確かに「アルペンフレックス推薦文」はあった。

 わたしはそれを読んで、谷崎に推薦文を依頼した当時の八陽光学工業の役員は、これでは期待はずれで失望し、雑誌広告へ掲載することを相当躊躇したのに違いないと思った。

00Asahicamera-ad1953000.jpg

参考
〇 今日の一献 写真道楽への原点は、中学のときだった
 ―― 作文 『僕の写真術』

  http://2011deko.blog.fc2.com/blog-entry-16.html
 
 わたしの中学校の修学旅行での撮影画像(昭和38年3月)

00-IMG_20160303_0004.jpg

 東海道本線 修学旅行専用列車「こまどり号」の車窓から撮影した富士山 

00-IMG_20160303_0003.jpg

 皇居二重橋 

00-IMG_20160303_0005.jpg

 東京羽田空港の日本航空ジエット旅客機 





〇 今日の一献 東の 野に「かげろひ」の 発つ見えて

―― ツアー専用列車「かぎろひ」に乗って

 「東(ひむがし)の 野にかげろひの 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ」

 これは、ご存知の通り、万葉集の巻の1(第48番)に収録された、平安歌人、柿本人麻呂の歌だ。
 この歌の意味は、(厳冬のよく晴れた早朝、)東の山の端から現れた陽光で、野が赤く染まって見えるが、後ろを振り返ってみると、月は沈もうとしている。という自然現象を歌ったものだという。
 (もっと深い意味があるという学説があるそうだが、ここではこれまでとしたい。)


 この人麻呂の歌から採ったというツアー専用列車「かぎろひ」の旅があるというので、参加した。

○ ツアー専用列車「かぎろひ」
 「かぎろひ」は、近畿日本鉄道の12200系の特急形車両を近畿日本ツーリストの関連会社、クラブツーリズムが主催するツアー専用列車用に特別改装したもので、2両編成で構成され、2011年12月から営業運転を開始したものだ。
 この列車名は、公募により命名されたもので、また改装によって車両番号は、15400系と改番されている。
 
 クラブツーリズムが企画したこの日の「誕生祝の日帰りコース」は、朝、近鉄名古屋駅を「かぎろひ」で発って、志摩地域を観光バスで巡り、近鉄宇治山田駅から再び「かぎろひ」で名古屋へ帰るというものだった。

0P1410716 ク15300形
 
 近鉄名古屋駅の1番線ホームに入線する、ダークグリーンを基調とした塗装の「かぎろひ」
 (ク15300形車両:補助電源装置や電動空気圧縮機を備え、車重34.7t、定員46名 )

0P1410739 かぎろひのロゴタイプ

 列車側面の「かぎろひ」のロゴタイプ

0P1410727.jpg

 列車側面のクラブツーリズムのロゴタイプ

0P1410736 モ15400形

 近鉄名古屋駅からの2両編成の先頭車両はパンタグラフを備えた、モ15400形電車。
 (モ15400形:制御装置やパンタグラフを備え、車重39.3t、定員48名 )

0P1410741 赤紫の強いカクテルレッド(紅色系)

 バスツアーに合わせ座席定員は、モ15400形が48名、ク15300形が46名に設定され、鞄をおくためのスペースがある。モ15400形には、着脱式のカウンターが設置され、ビールサーバーやシンクが備え付けられている。
 (この日のツアーは、2両編成で、観光バスも2台だった。)
 車内の床は、全面カーペット敷きで、穏やかな色の照明、客室端部にオーディオ設備があり、荷棚に各車4台ずつスピーカーが設置されている。
 また、座席の転換は足踏みペダル式で、モケットは従来よりも赤紫の強いカクテルレッド(紅色系)、座席テーブルは、ひじ掛けに内蔵する方式などにより、豪華な雰囲気を演出している。

0P1410732.jpg

 座席には、クラブツーリズムのロゴ入りのカバーが取付けられている。

0P1410749.jpg

 車窓から眺められる、長太の大楠(なごのおおくす)
 三重県鈴鹿市南長太町に自生する大クスノキで、高さ23m、幹の周囲は8m、30 m以上の枝が張り、樹齢、1000年と推定される。
 近鉄名古屋線の四日市と津駅の間、具体的には長太ノ浦駅と箕田駅のほぼ中間の、名古屋線が県道の高架橋の下を潜るところの西方に位置し、かつてはこの木そのものが神社として護持されていたといわれる。

0P1410747(1).jpg

 車内での誕生祝のイベントの一つ
 誕生祝のミニケーキとウエルカムドリンク

0P1410888.jpg

 志摩地域を観光後、近鉄宇治山田駅から再び「かぎろひ」で名古屋へ帰る。

0P1410948.jpg

 宇治山田駅の山田線(折返し専用)の1番線からの先頭車両は、ク15300形電車。

0P1410952.jpg

 江戸橋駅での停車
 ツアー専用の特別列車ではあるが、既存ダイヤの間隙を縫って走るためか、行き返りに速度調節をしたり、思わぬ駅で一時停車したりする。
 やはりもの珍しいのか、走行の列車を撮影する者や、停車時にホームでまじまじと見つめる人たちが多かった。

0P1410953.jpg

 夕焼け迫る長太の大楠
 そのため、名古屋へ帰り着くころには日はとっぷりと暮れていた。


○ 誕生祝の日帰りコース
 この日の「誕生祝の日帰りコース」は、朝、近鉄名古屋駅を「かぎろひ」で発って、車内で誕生祝のイベントがあり、名古屋線から山田線を経て、志摩スペイン村の玄関駅である志摩線の鵜方駅下車。
 そこから観光バス2台で移動して、三重県賢島のホテルでの昼食(洋食フルコース)を楽しみ、その後志摩半島の大王崎灯台の近くにあるがん封じ寺を経て、二見ヶ浦にある迎賓館「賓日館」を展観してから、近鉄宇治山田駅から再び「かぎろひ」で名古屋へ帰るというものだった。

▲組写真 かぎろひ旅行 画像 20140820--001

 「志摩観光ホテルCLASSIC」 
 志摩市阿児町神明731
 1951年4月開業の賢島の高台に佇むリゾートホテルで、客室数は127室。
本館は、創業当時のままの木造のクラシックなホテル。かつては伊勢志摩観光の迎賓館的役割を担い、いまも皇族の三重宿泊の際には、このホテルが利用されている。
 ホテルレストランのラ・メール クラシックの「海の幸フランス料理」が好評とのこと。
 作家、山崎豊子の「華麗なる一族」の舞台となったことで有名になった。2011年の開業60周年を記念して、現在、旧館が特別公開されている。

▲組写真 かぎろひ旅行 画像 20140820--002

 賓日館(ひんじつかん)
 伊勢市二見町茶屋566-2
 1887年(明治20年)に、伊勢神宮の崇敬団体により神宮の賓客の休憩・宿泊施設として建設されたもので、明治天皇の母、英照皇太后の宿泊に間に合うようにと、着工から3か月で建物を完成させたという。
 その後、明治・大正初期と昭和初期の2回の大増改築を重ね、現在の姿となっている。
 一流の建築家による純和風の品格ある洗練されたデザインと、選び抜かれた国産の材料を使い、高度な職人の技などが込められており、建築学的見地からも非常に重要な文化施設となっている。二見市に寄贈され、NPO法人が管理している。
 なお、2004年3月に、県の有形文化財に指定された。



 ところで、今朝は厳冬の早朝ではなかったけれど、近鉄本社のある西(大阪)から見れば、たしかに東の名古屋から発車した列車は、「かぎろひ」の「発つ見えて」だったに違いない。






〇 今日の一献 伊吹、鈴鹿の山遠く、瓦の波に日はうらら

―― 伊吹山の可憐な花たち

 「伊吹 鈴鹿の山遠く 瓦の波に日はうらら
  三つの時代を貫いて わが学び舎は聳え立つ、、、、」

 これは、わたしの卒業した小学校の校歌だ。
 この歌のように、わたしの住む地域の西には、右に伊吹山、左に鈴鹿山脈がいつも見える。
 冬になると、日本海を渡ってきたシベリアからの強い寒気が、伊吹山を越えて寒風となって吹き降ろす季節風となり、この地方では「伊吹おろし」と呼んで冬の風物詩となっている。

 そんな近しい伊吹山なのに、わたしは、いままで何度も麓の周辺を巡ることはあっても、お恥ずかしながらこの年になるまで、山の頂に立ったことはなかった。

0P1040390_edited-1.jpg

 伊吹山を背景に関ヶ原を走る新幹線の列車編成


 伊吹山は、滋賀県と岐阜県にまたがる伊吹山地の主峰(1,377 m)で、3億年前に噴火した海底火山が隆起してできた山だとされており、山麓ではそれに由来する海生化石や石灰岩などの分布がみられ、各所に湧き出る豊かな湧水や季節を通して咲く様々な花木の種類の多さなどでも有名だ。
 
 ありがたいことに、開通以来、今年40周年を迎えるという伊吹山ドライブウェイを使って、パートナーとともに岐阜県関ヶ原から東尾根を通って9合目の上平寺越駐車場までバスで上り、そこから西遊歩道を使って山頂を目指した。

0P1040040.jpg

 ドライブウェイ終点の駐車場から整備されている3本の遊歩道のうち、ゆったり歩ける西遊歩道を使えば山頂までは40分程度。

0P1030948.jpg

 斜面に広がるメタカラコウ(雌宝香)の群生
 メタカラコウは、キク科の多年草で、高さは60cmから1mほどなり、フキに似た三角状心形の葉で縁は鋸歯状。
 6月から9月に、下から上へ開花する黄色い頭花を総状につける大型の花だ。

0P1040168アカタテハ

 クガイソウ(九蓋草)に来たアカタテハ(赤立羽蝶)
 クガイソウは、オオバコ科の多年草で、茎は円形で直立し、株立ちになり、80から130 cm程度になる。4から8枚の輪生した葉は、長楕円状披針形で先端がとがる。
 7月から8月に、10-25 cmの淡紫色で穂状の長い総状花序をつける。輪生する葉が層になって茎につくことから、九蓋草の名がある。

0P1040084.jpg

 山頂へ向かう遊歩道
 高木はなく、お花畑が広がる。

0P1450804.jpg

 伊吹山山頂(1,377 m)に立つ、日本武尊の石像 
 古事記によると、伊吹山の神は「牛のような大きな白猪」(伊吹大明神)だったとされ、荒ぶる神がいることを聞いた日本武尊は、草薙剣(熱田神宮蔵)を置いたまま尾張から征伐に向かったが、伊吹山の神に負け、その際に得た病が原因で伊勢の地で亡くなったとする伝説が伝えられている。

0P1040146伊吹風露

 イブキフウロ(伊吹風露)
 イブキフウロは、フウロソウ科の多年草で、高山の雪渓周辺の草地に生える高山植物の一つ。
高さは30から80cm程度で、7月から8月にピンク色の5枚の花弁の花をつける。
 ハクサンフウロ、エゾフウロなどあるが、イブキフウロは伊吹山の固有種で、花弁に切込みがある。


○ 植物分布の特徴
 伊吹山山頂付近の植物群落は、伊吹山特産の植物、北方からの分布の西南限種、石灰岩地を好んで生育する植物、日本海側要素の植物、薬草(民間薬草230種・薬局方薬草19種)といった特徴がある。
 これらは、また近畿地方以南に他に例がない約300種の温帯性及び亜高山性の草木の群生地であることから、2003年7月には、国の「史跡名勝天然記念物(植物天然記念物)」の指定を受けた。

0P1040043.jpg

 この日、わたしたちが見かけたのは、次のような花たちだった。
 (花名が同定できたのは、次の22種。)

▲組写真 伊吹山の草花 20140810-0010
▲組写真 伊吹山の草花 000
▲組写真 伊吹山の草花 20140810-003
▲組写真 伊吹山の草花 20140810-004

0P1450854.jpg

 伊吹山地のある地域は、水系では、北から日本海(若狭湾)、琵琶湖、太平洋(伊勢湾)があって、本州の地峡の様相を呈しており、中山道、東海道などの幹線街道が収束する地でもある。

 伊吹山を巡る日本武尊の伝説は、九州、中国地方を支配下に置いた近畿の古代王朝にとって、伊吹山を境として東方へ順次勢力範囲を拡大していく過程で、最初に恭順した尾張地方を事跡で顕彰し、途中発生した伊吹山麓地方の反乱の鎮圧に向かい負傷した遠征軍の王子の死亡の事実を、物語で古事記に記したものに違いない。

 ここは、高山植物、海生化石、湧水、関ヶ原の戦いなど、わたしの興味をそそる地域となっている。







○ 今日の一献 スタインウェイで弾く初めての発表会

―― 名古屋市熱田文化小劇場の発表会『サマー・コンサート2014』
 
 「発表会があるから来て。」とお呼びがあって、久しぶりに熱田文化小劇場へブーケを抱えて行ってきた。
 今年6歳になった孫がピアノを習っていると聞いていたが、誰も居ない広い舞台に一人出てきて、やおらスタインウェイを弾き始めたのに驚いた。

P1460576.jpg

 ご存知のとおり、スタインウェイは、1853年設立の世界の御三家の一つに数えられるアメリカ・ニューヨークのピアノメーカーで、ここ熱田文化小劇場にあるスタインウェイは、「コンサートグランドピアノ D-274」だ。

 初めての発表会をスタインウェイで弾いてよい経験になったろうし、また年長の熟練者たちの演奏も憧れながら聞いて、きっとよい刺激になったと思う。  

0P1460555.jpg

 この日、開かれたのは、子供たちの『サマー・コンサート2014』

0panprama -003

0P1460624.jpg

 熱田文化小劇場
 名古屋市の設置する文化小劇場の一つ。
 JR東海道本線、名鉄名古屋本線、地下鉄名城線からアクセスできる交通至便の場所にある。
 熱田神宮の東すぐにあり、区役所、図書館が集積し、利用勝手がすこぶるよい。

0panprama 20140806-002

 熱田文化小劇場
 名古屋市熱田区神宮三丁目1番15号
 https://www.bunka758.or.jp/scd15_top.html
 本格的な音楽向けホールで352席あり、9月に55回目を迎える「モーニング・コンサート」など、クラシック音楽の演奏会などに利用されている。

0P1040405.jpg

 「コンサートグランドピアノ D-274」
 1853年設立のアメリカ・ニューヨークのピアノメーカー、スタインウェイのフラグシップモデル。奥行274cm。その荘厳ともいえる佇まいや響きは、世界中の偉大なピアニストたちや音楽大学から圧倒的な支持を受けているという。
 剛毅にも、名古屋市の文化小劇場のうち、熱田、緑、守山の劇場には、スタインウェイのピアノが奢られている。

0IMG_1770.jpg

 以前、たまたま、この舞台のスタインウェイに触れたことがある。
 その後に、同行の部下さんが、やおら座ってピアノソナタ第14番の「月光」の触りを弾き出したのに驚き、ひどく後悔したことがあったけれど、その時、ピアノが本格的に弾けるのはカッコいいなと思ったことだった。


○  今日の一献 快気祝いの会を兼ねて、久々に開かれたワイン会

――  名古屋中区の栄 『わいんばぁ長濱』で

 深刻な腰痛で、このところ暫く臥せっていたM君の快気の祝いを兼ねて、開かれたワイン会。
 この夜は、中学時代の同窓生13人が集まって、店は満席貸切となった。

 いつもワインの講釈は難しいけれど、まあ楽しく飲んで、おいしい料理とおしゃべりを楽しめばよいと思っているから、今夜も心地よい酔いの中で時間が過ぎていった。

 この夜は、スペインの発泡酒で快気の乾杯をし、仏蘭西、チリなどのワインが振舞われた。

0P1460873.jpg

○ ヴィラナウ・カヴァブリット(スペイン)
 スペインの一大ワイン生産者ゴンザレス・ビアス社が1982年に設立したワイナリーのカバ(Cava:カタルーニャ地方ペネデス地区で生産される白または明るいピンクのスパークリングワイン)。
 辛口、アルコール11.5度
 新鮮で華やかな柑橘系の香り、きめ細かな泡立ち、切れが良くさっぱりとした味わいが特長

0P1460886.jpg

○ ジャンヴァルボン・ソーヴィニョン・ブラン2012(フランス・ロワール)
 ロワール地方の上質の石灰質土壌でよく育ち、幅広い適応能力を持つぶどう品種のソーヴィニヨン・ブランで、青々とした 新鮮な酸味と香りが鋭く、新鮮で生き生きとした豊かな味わいを持つ。
 辛口、白ワイン

0P1460892.jpg

○ ペンティス リゼルド ピノ・ワール2012(チリ)
 小粒の果実がぎっしり付いた房がマツカサの形に似ていることから、ピノ(pinot=松)の名が生まれたと言われるピノ・ノワール(Pinot Noir)種のぶどうで、オーク樽での熟成(レゼルバ:Reserva)されたワイン。
 辛口、赤ワイン
 長く続くその後味と繊細なアロマを持つ。

0P1460898.jpg

○ ロッシュ・ド・ペレール ヴィエイユ・ヴィーユ2011(フランス・・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール)
 フランス・ブルゴーニュ地方コート・ドールの本場、ピノ・ノワール種のぶどうを使い、ロッシュ ドゥ ベレーヌが製造したワイン。
 赤ワイン
 樹齢の高い樹のぶどうを使い、ジューシーな果実味がのってバランスもよく、素直に美味しい味わいがある。
 
0P1460879.jpg

 なお、料理は、①オードブル(バッテラ、カツオのマリーネ、酢だこ、湯引鱧の梅肉添え)、②キスのチーズパン粉焼・ラタトイュ添え、③フィレポークソテー・ブルーチーズ風味クリームソース、④クリームチーズ・イチジク添え、パン、⑤デザートだった。


▲組写真 久々のワイン会 料理画像 20140810

 『わいんばぁ長濱』
  和風の雰囲気の中で、和洋の家庭料理を食べながら、ワインを楽しむことができる。
  〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目1302 プリンセスガーデンホテル B1F
  TEL 052-263-6262

〇 今日の一献 美味しいものに、講釈は要らない
―― わたしたちの「ワインと料理を楽しむ会」
 
   http://2011deko.blog.fc2.com/blog-entry-130.html






最新記事
カテゴリ
プロフィール

2011deko

Author:2011deko
でこちんの
  『いつか ありしこと。』
   のブログへようこそ!
(掲載写真は、クリックする
と、拡大写真になります。)

性 別:男性
住 居:愛知県
趣 味:ブログのカテゴリー

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
月別アーカイブ
来場者数
検索フォーム
リンク