Today's One

〇 児童文学作家 新美南吉の生誕100周年

 名古屋の千種区にある星ヶ丘テラスに出かけた帰り、地下鉄駅の近くの書店に立ち寄ったら、新美南吉の生誕100周年記念コーナーがあった。

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 新美南吉は、愛知県半田市生まれ(1913年7月30日生)の児童文学作家で、1932年に雑誌『赤い鳥』に掲載された『ごん狐』が代表作だが、結核で惜しくも29歳の若さで亡くなった。


〇 今日の一献 もうすぐ見ごろの、ごん狐の里の彼岸花
http://2011deko.blog.fc2.com/blog-entry-17.html

〇「青空文庫」『ごん狐』
http://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/628_14895.html

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〇 キンシバイの咲く季節

 キンシバイについてもいろいろな種類があって、これはおしべが華やかに広がる、「西洋キンシバイ」(Hypericum calycinum)というのだそうな。
 昨夏は、大輪キンシバイを紹介したが、初夏のこのころになると、梅雨の雨にも負けずびっしりと鮮やかな黄色い花を咲かせてくれる。

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 もともと中国原産で、江戸時代(1760年)に日本へ渡来したといわれ、花の形が梅の花に似ており、色が黄色であることから金糸梅の名がある。



〇 今日の一献 1日遅れのスーパームーンもどき

――  「スーパームーン」という、ロマンチックな月

 先日、(2013年)6月23日は、月が地球に最大に近づいた、ほぼ1年に1回起きる「スーパームーン」(Supermoon)が見えるはずの日だったけれど、その夜、名古屋地方はあいにくの雨模様で観望することができなかった。

 それでも悔しいから、次の24日の夜に、自宅のいつものベランダから、なお残るうす雲の合間を縫って、なあにかまうものかと1日遅れのスーパームーンもどきを撮影してみた。

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  「1日遅れのスーパームーンもどき」(名古屋)
  撮影時間:2013年6月24日 21:20
  月 齢  15.849
  月の輝面比 98.344%
  地心距離 358,067km
  デジタルカメラ:Panasonic DMC-TZ5
  露出時間:1/125
  F値:4.90
  プログラムAE
  ISO感度:160
  焦点距離:390mm


 「スーパームーン」とは、地球を周回する月の公転軌道が楕円軌道を描いているから、地球と月の距離は時々刻々と変化しているのだが、そのうち月が地球に最も近づいたとき(近地点)に、満月または新月を迎えることを、スーパームーンと呼ぶようだ。楕円軌道の結果、地球との距離が最も短い近地点では約36万キロメートル、最も離れた遠地点では約41万キロメートルとなり、近地点と遠地点は距離にして1割以上もの遠近差ができる。

このため、2011年のスーパームーン(地球と月の距離:35万6,577km)の時には、地球から最も遠い距離にある時の満月と比較して14%大きく見え、明るさも30%明るく観測されたといわれる。

 今回、6月23日に見られたはずのスーパームーンは、23日の20時12分に月が地球との距離35万6,995㎞(月齢14.802:名古屋:平均値と比べ0. 92871倍の近さ)まで最接近するとともに、23日の20時32分には満月(月の輝面比 100.000%)となり、まさにスーパームーンにふさわしい夜で、大きさも普段よりも大きく、東京では視直径が33.5分となるはずだった。
(なお、それから2週間後の7月7日になると、月は地球から約40万7,000㎞と、最も離れた位置まで遠ざかるが、このときは、月齢27.960で、月の輝面比2.518%だから見ることは難しいだろう。)

 それでは、24日に撮影した「1日遅れのスーパームーンもどき」は、本当に大きく見えたのか、どうだったのかを確かめるため、わたしの画像ライブラリ―の中を探して、同じ条件で撮った月の画像と比較してみることにした。

 比較条件を同じにするためには、同じカメラで、同じ焦点距離のレンズで撮影した画像でなければならない。

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  撮影時間:2013年4月26日 :20:57(名古屋)
  月 齢  16.098
  月の輝面比 99.371%
  地心距離 363,617km
  デジタルカメラ:Panasonic DMC-TZ5
  露出時間:1/125
  F値:4.90
  プログラムAE
  ISO感度:100
  焦点距離:390mm
 
 それで探し出したのが、2カ月前の2013年4月26日の画像で、これと6月24日の画像を並べてみたのだが、いかがだろうか。

● 組合せ画像 スーパームーン000-0

 4月26日は、月齢16.098、地心距離363,617kmで、月が地球から最も離れたときではなかったけれど、それでも6月24日の地心距離358,067kmとのその距離の差が5,550kmあるから、こうして比べてみると確か1日遅れのスーパームーンもどき画像の月は大きいことが分かる。

 ところで、この「スーパームーン」という、少しロマンチックだが耳なれない言葉は、本来は天文学用語ではなく、1980年ごろなって、リチャード某という現代の占星術師が造りだした造語で、最も地球に接近した月や太陽などの引力が、地球の地震や火山活動を始めとする様々な災害のリスクや現象の発生に関係すると主張するようになったものだ。
 
 しかし、もともと、月が楕円軌道を巡り地球との距離が変わるから、見かけの大きさが変わることも昔からよく知られていたことで、また、災害のリスクや現象の発生といった風説には科学的な裏付けはなく、力学的には潮位の干満の差がわずかに大きくなる程度に過ぎないと考えられているから、まずは安心してよいと思う。

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  「2012年のスーパームーン」
  撮影時間:2012年5月5日 :20:50(名古屋)
  月 齢  14.188
  月の輝面比 99.333%
  地心距離 357,379km
  デジタルカメラ:Panasonic DMC-TZ5
  露出時間:1/160
  F値:4.90
  プログラムAE
  ISO感度:100
  焦点距離:390mm


 蛇足ながら、2012年には5月5日にスーパームーンが発現しており、その日わたしが撮影した画像も見つかったので、ついでに3つを並べてみた画像がこれだ。

● 組合せ画像 スーパームーン000-2

 なお、スーパームーンは、14回の満月ごとに発現する現象で、来年(2014年)は、8月10日となるそうだから、また次回に期待しよう。


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〇 身体を休める、夜のアゲハチョウ

 先日、雨の夜に帰宅したら、庭の花にアゲハチョウが身体を休めていた。

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 眠っていたのかもしれないが、撮影後にわたしの持った傘が薔薇の枝に触れて大きく揺れたから、目を覚ましたのかゆるゆると飛んで行ってしまった。



〇 今日の一献 発売100年目の森永のミルクキャラメル

―― 懐かしいミルク味と、プラスワンのおまけ文化の記憶

 コンビニのカウンターで清算を澄ませて店を出ようとした時に、眼の縁に気になるものが見えて、思わず足が止まった。
 いつも見慣れた小さな黄色い箱だけど、このミルクキャラメルの箱には、赤い帯に白抜きで100周年の文字が入っていた。
 
 森永のミルクキャラメルが初めて商品として売り出されたのは、1913年(大正2年6月10日)のことで、当時はバラ売りで1粒が5厘だったそうだから、まさに今年は100周年となるわけだ。

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 わたしがもの心ついたころの昭和25年(1950年)には、このミルクキャラメルの16粒入の箱が20円で、昭和27年になって、小さい8粒入の10円の箱も出る。そして10年後の昭和37~38年ごろになると、高度経済成長と物価の上昇で、同じ20円だが12粒と、数は減るが厚型にして子供に失望させないような計らいで利益を確保するマイナーチェンジが行われたようだが、この辺のことは今でも思い出せる。
 
 ところで、森永のキャラメルで記憶にあるのは、箱の中蓋の裏に、車や飛行機の展開図が印刷されていたことだ。キャラメルを食べた後で、この腰のある紙の展開図に沿ってはさみで切り出して糊をつけて組立てると、小さな模型が出来上がった。

 一方、8粒入の小さい箱の外箱の裏には、確か1954年から「少年画報」に連載が始まった、河島光広(惜しくも夭折し、途中で連載中止となった。)の少年探偵王「ビリーパック」の豆知識が印刷されていたと思う。

 かすかなわたしの記憶では、「肘を立てたところから中指の先までの長さの4倍は、その人の身長の長さと同じになる。」とか、「山で道に迷っても、すずめを見つければ村里は近い。」、「暗い部屋の中で、壁の電気のスイッチを点けるときには、感電しないように手の甲を壁に沿わせながら指先でスイッチを上げる。」などといった今ではたわいもない知識が、図入りで印刷されていたような気がするが、、、。

 こうしたアイデアは、当時の模型ブームや知識・情報に飢えていた子供たちにとっては、毎日親から渡されるお小遣いの範囲内で買えるおやつとしてだけでなく、楽しく遊ぶことができるプラスワンのおまけとして、十分にコストパフォーマンズの高い、価値のあるものだったと思う。

 森永のほかに、明治キャラメルでは色彩付きのペーパークラフトが付いていたし、グリコキャラメルには別箱にさまざまな種類の小さな模型が入っていた。
 変わったところでは、カバヤキャラメルは、引換券を貯めて送ると(貯蓄型)、得点に応じて気に入った模型などが手に入ったし、他に提携先の街の本屋では、「三銃士」、「マクベス」、「若草物語」といった、立派な挿絵付の単行本とも引き換えができた。

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 新製品が続々と発売される時代、たかがミルクキャラメルという一つのおやつ食品が、消費者の口にあったとはいえ、100年という寿命を経て今も変わらず支持され製造し販売され続けていることに、わたしは軽い感動さえ覚えるのだ。
 (同じように、長い年月支持されて来たものでは、例えばお饅頭や羊羹といった和菓子などがあるけれど、それは茶の湯などの喫茶の文化との深い結び付の下で続いているのだ。)
 
 森永のミルクキャラメルの中箱の裏のこうした印刷物は、プラモデルや百科事典の普及と団塊の世代の成人への成長とともに終わったように思う。

 しかし、歯にやたらとくっつくけれど、あの懐かしいミルク味と、プラスワンのおまけで遊んだ楽しかった記憶(おまけ文化の記憶)が、わたしにこの小さな黄色い箱を手に取らせたのだ。

 もう一度レジに戻って、清算を澄ませたら、120円だった。 

〇 なお、世に『森永ミルクキャラメル線香』というものがあるそうな。
 発売から100年もたつと、幼かった消費者も高齢化し、遂には鬼籍に入る。
 泉下の故人の好きだったものを想いを込めて墓前に捧げるためにと、カメヤマ(ローソク会社)が森永製菓とコラボレーションした「故人の好物シリーズ」の線香だが、いまは生産終了して、あるのは在庫のみだとのことだ。


The Morinaga milk caramel reached the year of 100th anniversary from release.
Because it was in 1913 (June 10) that the milk caramel of Morinaga was put on sale as a product for the first time, it is right as the 100th anniversary this year.
Though it cling with the tooth of my mouth too much.
But my fun memories which I’ve played with small toys of freebie and enjoyed good old milk taste that let my hand took this small yellow box to me.




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