〇 今日の一献 美味しいものに、講釈は要らない

―― わたしたちの「ワインと料理を楽しむ会」

 わたしは、料理店で食事する時に、料理の出来栄えや店の雰囲気の高級感演出を狙ってか、照明をテーブルにスポットで当てたり、妙に周りを暗くしている店や、宮沢賢治の短編、『注文の多い料理店』ならぬ、店主や給仕が、料理や飲み物の食材、調理方法、果てはいただき方までに、やたらと説明や講釈を付ける、いわゆる高級店が苦手だ。
 (特にコンサバなわたしは、創作料理店というのが最も苦手だ。)

 もちろんわたしも、これから自分が食べたり飲んだりして、身体の中に入れようとする物の素性や色合い、香りぐらいにはそれなりに注意を払うけれど、あまり五月蝿く講釈をされると、この店の料理の値段が高いことの言い訳を聞かされているように思えて、妙に勘ぐりたい気分にさせられてしまうのだ。

 要は、美味しいものに、講釈は要らないということだ。
 
 普段、わたしが行く店は、分相応に大体が高級店ではないので、そんな場面にはめったにお目にかかることはないのだが、とにかく高級そうな店ではその可能性が高くなると信じているから、いきおいわたしの足はどうしても高級店を敬遠することになる。
 (いつも高級店を使う私の友人は、そんなもん、はじめに「講釈はいらない。」と言えばよいのだというのだが、、、。)

 ところで、決して高級店とは言えないが、名古屋の都心のホテルの地下にある店で毎月一回開催される、仲間内のささやかなワインと料理を楽しむ集まりには、わたしは不思議と律儀にも欠かさず参加することにしている。
 
 それというのも、ワインといえば、酒の内でも最も講釈の多い酒の一つだが、昔の同窓生の初老の紳士、淑女が10数人集まってマスター・ソムリエの店主が説明するワインの講釈を、(これは多分わたしだけだろうが、)適当に聞き流しながら食事を楽しめるからだ。

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 そんな集まりが始まってからもう何年になるだろうか、2005年7月の画像記録があるそうだから、もうこの会は始まってから7年以上になる息の長い集まりとなっている。
(わたしが誘われて、初めて参加するようになったのが、2006年の9月だった。)

 さて、前書きが長くなったが、メンバーの皆にもいろいろ都合があったりして、ほんの少しのブランクの後、先日開かれた集まりに参加し、久しぶりに楽しんだ恒例の「ワインと料理を楽しむ会」についてご紹介したい。

 いつもの会は、まず初めに当日のワインリストが配布されて始まる。それから、おもむろに一本ずつワインボトルが出され、各自それぞれのグラスに注いだワインを飲みながら、店主の講釈を聞きつつ、順次出される料理を楽しむといったぐあいで進んでいく。

 初めの内は、いつも皆神妙な面持ちで聞いているのだが、アルコールがまわるうちに何本化目かの頃には、気の置けない仲間のおしゃべりの声の方が大きくなって、遂に店主の声がかき消される現象をきたすころ、クライマックスに至る。

〇 当夜のワインは、次の通り。

① ヴァン・ムスー ブラン・ド・ブラン(フランス) 
(Prestige de France Brut Cuvée Spéciale, Vin Mousseux Blanc de Blancs)

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 1926年設立のクレマン・ド・ブルゴーニュの著名な造り手、ルイ・ピカメロのヴァン・ムスー(発泡酒)。スペインのカヴァに使われる葡萄品種(アイレン60%、パレリャーダ40%)から造られる異色のスパークリングワインで、りんごを思わせる豊かな果実味の爽やかな酸とクリーミーな泡立ちが特徴。

② タペーニャ ベルデホ(スペイン)
(Tapeña Verdejo  Vintage: 2008 Alcohol: 12.5%)

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 1861年設立のスペイン最大のワインメーカー“フレシネ・グループ”との連携で、スペイン原産のぶどう品種、「ベルデホ」を100%用いた、タペーニャの白ワイン。
 『タペーニャ』とは、スペインの小皿料理“TAPAS(タパス)”を囲んで楽しい仲間“PENA(ペーニャ)”が集まるという意味から。
 柔らかくまろやかな果実味は、酸味とのバランスもよく余韻には長くフレッシュ感がある。また高いコストパフォーマンスも、お勧めとのこと。


③ ソラール・ビエホ クリアンサ(スペイン)
(Solar Viejo Crianza 2009)

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 1937年設立の名門ワイナリー、リオハDOCa。ぶどうの果実と樽のバランスにこだわったリオハのぶどう品種、「テンプラニーリョ」の凝縮した果実のなめらかでクリーンな味わいのリオハワイン。
 濃いベリー系を思わせる香りに、アメリカンオーク樽由来のバニラの甘い香り立ちが心地よく、果実味と樽のニュアンスのバランスがよいエレガントなワイン。


④ シャトー ボーセジュール(フランス)
(Chateau Beausejour-Becot)
 サンテミリオン村のシャトー・ボーセジュールの歴史はとても古く、サンマルタン教会の修道士たちがブドウの栽培とワイン作りを行ったことから始まり、1700年代にはこのシャトーの記録が出てくるという。
 当夜のワインリストによれば、ブドウ品種は、メルロー及びカベルネ・ソーヴィニョン。
 しかし、このワインが出された時、わたしは、酩酊して中座していたので、残念ながらこのボトルの画像がないから報告を割愛する。


⑤ マディラ (ポルトガル)
(Vinho da Madeira)

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 マデイラ・ワイン(Vinho da Madeira)は、モロッコの西600kmにあるポルトガル領マディラ島産の酒精強化ワイン。標高300m~400mの暑い地域の険しい丘陵の段々畑で栽培されるブドウ品種、ボアル(Boal)のぶどう果汁を発酵させ、ブランデーを加えて樽に詰めたのち、30度から50度の乾燥炉に3~6カ月入れて熟成させるという独特の方法で造られ、最低3年以上貯蔵されたもの。
 スモーキーな香りと仄かなキャラメルの味とデリケートな酸味が特徴。辛口から甘口までさまざまなタイプがあり、辛口のものは食前酒、甘口のものはデザートワインとして飲まれる。
 この日は、店主の助手が、デキャンタリングしてから各自のグラスに配ってくれた。


〇 当夜の料理は、次の通り。

① 八  寸
   ホタルイカの沖漬け、フォアグラとフランスパン、タコとキュウリの酢の物、巻きずし

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② 魚のハーブサラダ
   サンマ、ベビーリーフとミニトマトのサラダ

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③ 豚ばら肉とゴボウ・イチジクの煮込み
   豚ばら肉とゴボウ、イチジクの赤ワイン煮込み。
   ブロッコリーと、パブリカ添え

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④ パンとチーズ
   からすみ、カマンベールチーズとフランスパン。
⑤ デザート
   オーデイナリーカステラとチョコレートカステラ

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 こうして、時には、遥か東京や静岡からの人たちも加わって、いつものように、わたしたちは美味しいワインとお料理に満足し、軽い酔いも手伝って、初老の男女の楽しいおしゃべりに時間の経つのも忘れるうちに、その夜の集まりの大団円をむかえるのだ。

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 『わいんばぁ長濱』
  和風の雰囲気の中で、和洋の家庭料理を食べながら、ワインを楽しむことができる。
  〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目1302 プリンセスガーデンホテル B1F
  TEL 052-263-6262

http://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23002285/

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 『わいんばぁ長濱』店主:長濱 昭則 氏 (ながはま あきのり)
 1953年10月 熊本県に生まれる。
 1990年 シニアソムリエ認定試験に合格。
 1999年2月~2005年1月 社団法人日本ソムリエ協会 東海支部長を務める。
 2001年12月 『わいんばぁ長濱』をオープン。
 2010年10月 愛知県で初めての、名誉称号「マスター・ソムリエ」を受賞。


ワイン会ブログ集合写真20121017

 このような集まりが、息長く続いているのも、偏に裏方幹事役の、一人の女性の奮闘によるところが大きい。
 その夜もそれに感謝しつつ、わたしは家路を急いだ。


Our favorite wine bar                        
We've held "The fellows of enjoying wine" at our favorite wine bar "Nagahama" on 14th, October, 2012.
We enjoyed the wine and delicious dishes.
At the Princess Garden hotel B1,Sakae-3chome, Nagoya
Japan

http://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23002285/



わいんばぁ長濱



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〇 今日の一献 自然が包み込む我家の小庭 続編その2

―― 今年の夏の訪問者と「守株待兔」のわたし 続き。

〇 飛び込んできた、クマゼミ(20120816)
 夜にベランダの網戸を開けたとき、たまたま光に向かって部屋の中に飛び込んできた。
 クマゼミ(熊蝉:Cryptotympana facialis )は、成虫の体長は60-70mmほど。日本産のセミの中ではヤエヤマクマゼミに次ぐ、日本特産種の大型のセミだ。温暖な地域の平地や低山地に棲息し、都市部の公園や街路樹などにも多い。
 いままで、クマゼミの生息地域は、本州では南部地域だったが、名古屋地区でも最近温暖化のためかよく見られるようになった。
 代わりに、今まで普通に見られた、アブラゼミやニイニイゼミが、近頃減ったように思う。

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 The Bear cicada ('Kuma zemi' in Japanese, Cryptotympana facialis)The length of it is approximately 60-70mm. It is the large-scale cicada, the next of the Yaeyama bear cicada in Japan.
We can see them at a warm local level ground and a low mountainous district, and is also a park or the roadside tree of the urban area.
 
 

〇 黒、緑の大きな芋虫(20120822)
 この芋虫は、何の虫の幼虫だろうか。
 西洋朝顔の「オーシャン・ブルー」の葉に大発生して葉を食べる、芋虫。
多分、蛾の幼虫だろう。
 あまりにも大きくて、たくさん居たから、思わず駆除してしまったので、成虫を見届けることができなかった。

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 A big caterpillar
What kind of insect will be this larva?
In my garden.
 


〇 ジャスミンの枝の上を行く、かまきり(20120822)
 かまきりは、前脚が鎌状に変化し、他の小動物を捕食する肉食性の昆虫だ。
全世界で2,000種前後といわれるが、研究者により1,800-4,000種の開きがある。特に熱帯、亜熱帯地方に種類数が多い。
 体は細長く、6本の脚のうち、前脚(前肢)が鎌状に変化し、多数の棘がある。頭部は逆三角形で、2つの複眼と大顎が発達している。

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 The mantis goes over a jasmine tree
Mantis ('Kamakiri' in Japanese:Mantodea) is said that there are around 2,000 kinds throughout the world particularly in temperate and tropical habitats.The body is slim back and forth. Among six legs, this is a carnivorous insect preying on other small animals, a forepaw changes in the shape of a sickle; of the majority is thorny. The head is an inverse triangle, and two compound eyes and mandibles developed.
This was taken in my garden from a porch.
 


〇 今年大発生した、ホオズキカメムシ (20120826)
 体長10~13mmで、体は光沢のない黒褐色をしているが、体表に灰色の短い毛が密生しているため灰褐色に見える。後脚の腿節の部分が大きい。カメムシをある地域の方言で、「ホウ」といい、ホウが付くので 「ホウズキ」となったとも言われる。
 平地や海岸の雑草の間で見られ、ホオズキやナス科の植物を汁を好んで吸い、しばしば集団でよく見られる。
 我が家では、今年初めて植えた、シシトウの葉に発生して、産卵していた。

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 Ground cherry harlequin bug ('Houzuki Kamemushi' in Japamese: Pentatomoidea)
At 10-13mm in length, the body is blackish brown without the luster, but is seen in the grayish brown because gray short hair grows thick in the surface of a body.
A harlequin bug is called "Hou" in a certain local dialect and is said to be 'Houzuki' because Hou sticks on it.
Because they like juice of the plants, we can see them between the weeds of ground level.So they suck a ground cherry and nightshade with a group.In my home, it occurred on the leaf of the green pepper and laid eggs in this summer.
 


〇 家からロックアウトされた、子供のヤモリ (20120828)
 ご存じの通り、家を守ると書いて、「ヤモリ」と呼ぶ。
 彼の動きは、とても愛らしく、家の中の虫を取ってくれる、爬虫類。
 昔、マレーシアに居たころ、普通に家にたくさん居たから、家人は慣れてしまって、ゴキブリを見つけたときほどの反応はない。
 ところで、あなたの家には、この愛らしい奴はいませんか。

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 A gecko is written with "house guard" in Japanese. (pronounce at "Yamori" in Japanese)
His action is very lovely and catch the insects in the house.
This lovely guy does not be in your house?
 


〇 生意気な、ハラビロカマキリの幼虫 (20120928)
 ハラビロカマキリ(Hierodula patellifera)は、広くアジア、日本国内においては本州以南に棲息する。体長は約50〜70mmで、他のカマキリに比べて腹部など身体全体が幅広であることから、この名がある。年1回孵化し、成虫は夏から秋に出現する。
 幼虫は威嚇の際に、腹部の末端を上方に持ち上げた独特のポーズをとる。林の樹木上や、林縁の草地で見られ、他の昆虫などを捕らえて食べる。
 この幼虫は、わたしを認めて、生意気にもボクサーのように、身体を左右に揺り動かせながら威嚇してきた。

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 The impertinent larva of mantises
Asian Mantis ('Hara-bhiro Kamakiri' in Japanese: Hierodula patellifera) has habitation in the southern Honshu in Japan, Hawaii, India, and Asia.
The length is approximately 50-70mm, and the whole body including the abdomen is wider than other mantises.It hatches once a year, and the imago appears in autumn from summer.
In the case of the threat, the larva which lifts the abdominal end above, is very unique pose.They are seen in the tree top of the forest and the grassland, and it catches and eats other insects.
This larva found and threaten me with moving a body in right and left, like a boxer impudently. 
 
 

〇 仲睦まじいオンブバッタ (20121006)  
 日本全土・朝鮮半島・中国・台湾までの東アジアに広く分布する小型のバッタ。
よくオスがメスの上に乗っているので、親が子どもを背負うように見えることから、日本では「オンブバッタ」と呼ぶ。しかし、この姿は、交尾しているかに見えるけれど、実際にはメスを確保しておくために普段からメスの上に乗っかっているのだという。
 オンブバッタは葉の広い植物を食べるため、草原や半日陰の林縁も生息域で、都市部では、緑地帯、空き地、庭園、花壇、家庭菜園などに生息する。
 我が家に庭では、オシロイバナ、キク、ししとうの葉など、なんでも食べる。

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 The small grasshopper that piggyback grasshopper (‘Onbu-batta’ in Japanese: Atractomorpha lata) is distributed over the East Asia widely to Japanese whole land, Korean Peninsula, China, Taiwan.
We can see the male on a female of this grasshopper well.It is like the parent seem to carry a child on her back, we call it "a piggyback-grasshopper" in Japan. However, this figure seems to copulate, but always gets on it on the female to really secure the female.A grassy plain and a forest border of the partial shade are habitation area, and the piggyback grasshoppers inhabit a green belt, vacant land, a garden, a flower bed, the private vegetable garden in the urban area to eat the wide plant of the leaf.
 


〇 騒がしい声で鳴く、ヒヨドリ  (20121014)
 ヒヨドリは、日本、サハリン、朝鮮半島南部、台湾、中国南部、フィリピンのルソン島に分布する。日本国内では留鳥または漂鳥としてごく普通に見られるが、他の地域での生息数は少ない。
 頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。翼や尾羽は灰褐色をしている。
 この写真は、隣の柿の実を狙って集まってきたのを、ベランダから撮った。

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Brown-eared bulbul ('Hiyo-dori' in Japanese:Hypsipetes amaurotis) is distributed over Japan, Sakhalin, southern part of Korean Peninsula, Taiwan, southern part of China and Philippine Luzon.They are seen as a permanent resident or a nomadic bird extremely commonly in Japan, but there is little number of the habitation in other areas.
The calvarial feather of this bird is slightly longer than the other and becomes the longer plumes on a bird's head. A wing and the tail feather do grayish brown.
Near my house.  
 


〇 メタリックに青く輝く、ミズアブの交尾 (20121021)
 ミズアブ ( Sargus flavipes)は、世界で約400属2000種が記録されているアブの一種で、日本へは1950年ごろに入って来た外来種。
 この虫の翅は煤色を帯び、紫光沢をもち、細長く、ずっしりした感じのからだで、触角は扁平で大きい。脚が白いのが目立つ。
 オスは、メスよりも小さいく、紫色の光沢がある。幼虫は、ごみ溜めや腐敗物、堆肥などで育つ。
 交尾したまま、あちこち飛び回っていたが、ようやくホテイアオイの葉に留まってくれた。

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 The copulation of soldier flies
The soldier fly ('Amerika Mizu-abu' in Japanese: Sargus flavipes) is a kind of the horsefly that 2,000 kinds of approximately 400 genus was recorded in the world, and is said to be the naturalized species which came in 1950.
The feather of this is tinged with sooty black remarkably and has purple luster and is slim body, the feeler is very flat and is big.It is outstanding that a leg is white.
The color of male is shiny purple and more small than a female.
The larva grows in a dumping ground of putrescence and compost. 
 
 

 こんな小さな生きものたちが来るのを待って、嬉々として撮影しているわたしの姿は、他の人から見れば、きっと、中国の寓話、「守株待兔」(くひぜをまもりて うさぎをまつ:古代中国の法家の思想書『韓非子』)に見えるに違いない。
 しかし、切り株にぶつかって死んだうさぎのご馳走を食べ、それに味をしめて、次の日から鍬を捨てて仕事もしないで待つのではなく、いちおう、わたしは庭の土弄りをしながら、いつも腰にカメラを持っているから、これは、わたしの庭にやって来た生きものたちを、たまたま見つけたときに撮り貯めした写真だと弁明しておきたい。

 要は、わたしのちっぽけな庭でも、大いなる自然に包まれていることで、訪れる生きものたちも多くいて、その気になって見つけようとすれば、見つかるということだと思うのだ。

● ところで、このところ暫く、このブログの筆が止まっていて、どうしちゃったのかなとご心配いただいた向きもあるのではないかと思う。
 特に健康に別条もなく、ネタ切れしていたのでもなくて、むしろ他に熱中することができてそれに夢中になっていたからだと言い訳しておく。しかし、近頃それについて、システム上の限界を感じ始めて、やっぱりブログがいいなと思い直すこのごろなのだ。
 



 
 

〇 今日の一献 自然が包み込む我家の小庭 続編 その1


―― 今年の夏の訪問者と「守株待兔」のわたし

 先日の朝起きて、いつものようにパジャマ姿のままで郵便受けの朝刊を取りに行くのに、玄関のドアを開けたら、とたんに朝の冷たい空気と共に、良い香りがわたしの鼻腔に飛び込んできた。

 金木犀の花の香りだ。

 そうなのだ、もう金木犀が咲いたのだ。
 先ごろまで、残暑でまだ暑い暑いと言っていたのに、10月も半ばが過ぎて、このところ朝晩が冷え込んできたなと感じていたが、早いもので、もう金木犀が咲く季節になったのだ。

 前にも書いたように、わたしの家は小さな庭がある。家を建てたときに妻と植えた金木犀は、玄関の傍らにある。
 おかげさまで、この小さな庭は、都会の古い住宅地あるにもかかわらず大自然に包まれているようで、虫たちとかの生きもの達が訪れたり、中にはカエルの「ぴょん太」達のように居つくものたちさえもいるのだ。


 (―― 貴種か、奇種か、それとも稀種か。カエルの、ぴょん太 再び。)
  http://2011deko.blog.fc2.com/blog-entry-120.html 


 今年の夏も暑かったが、その間に、生きものたちは世代を繋ぐため、けなげにも精いっぱい活動し、わたしが知らないだけで、きっと多くの生きものたちが、我家の小庭を訪れたに違いないと思うのだ。
 
 そんな我家の小庭の訪問者たちの中でも、ほんの僅かだが、わたしが見つけて何とかカメラに収めることができた生きものたちについて、これから画像で紹介したい。

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〇 若いスズメ(20120617)
 甲高い声で鳴くのは、今年の春に生まれた若スズメだ。
 かれらは若い世代で群れを作って、エサを求めて飛びまわる。
 そのうちに、パートナーを見つけて営巣が始まる。

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 The young sparrow
The young sparrow which was born in this spring, calls in a high-pitched voice.
A product flies about a crowd for bait in young generations. They form a crowd in young generations and fly for bait.They find a partner soon, and the nest making begins.
 
 

〇 初夏の夕時の庭に。ナミアゲハチョウ(20120705)
 この日の夕方、家に帰ってきたら、大きな蝶が庭の菊の葉に留まって、身体を休めていた。
 蝶はいつもじっとしていないから、写真に撮るのは難しいが、今回は撮影に成功した。
 アゲハチョウは、蝶の中では最も大型の蝶の分類種で、これは、ナミアゲハ(並揚羽)と呼ばれ、人家の周辺でよく見られるなじみ深いチョウだ。
 この夜大雨が降ったが、朝見ると、やはり菊の枝の近くに留まっていた。

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 At our small garden in the evening of early summer
When I came back to my house, I found a big butterfly which perched upon the leaf of the chrysanthemum in the evening today. It is always difficult to take a photograph why butterflies do not keep still all the time. but I succeeded in this time.
The swallow-tail butterfly is a classification cause of the largest-sized butterfly in the butterflies. This insect is called 'Nami-Ageha' (Papilio xuthus) in Japanese and is a familiar butterfly seen well around houses in Japan. 
 
 

〇 わたしの庭への客人の一人。「ムギワラトンボ」(20120707)
 庭の菖蒲の葉に留まっていた。シオカラトンボのメスだろうか。それとも、、、。
 塩辛トンボの雌や未成熟の雄では、身体に黄色に小さな黒い斑紋が散在するので、ムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)とも呼ばれる。
 湿地帯や田などに生息する中型のトンボ目トンボ科の昆虫。日本全土のほか、ロシア(極東)、中国、韓国、台湾などに分布する。平地の湿地やため池にごく普通な種で、市街地などにも広く見られるため、日本では最もよく親しまれているトンボの一つだ。

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 She is a one of the guests to my garden.
The female of the Common skimmer dragonfly ('Shiokara tombo' in Japanese:Orthetrum albistylum speciosum). Because a small black spot lies scattered in yellow in a female and the immature males, it is called the straw dragonfly.
An insect of the medium-sized Odonata dragonfly department inhabiting a damp area or the field. Other than the whole land of Japan, it is also distributed over Russian (the Far East) China, Korea, Taiwan.
 


〇 元気に泳ぐ、ヒメダカ (20120708)
 ある日の日曜日、卵から繁殖している友人が、増えて困ったヒメダカをくれるというので、パートナーと共に出かけた。
 赤いめだかという意味で、「ヒメダカ」という名が付くが、これはメダカの突然変異一種で、賞賛魚となっている。水温が25℃以上の日が続くようになると、産卵が始まり、ホテイアオイの根に生んだ卵を付ける。
 15匹もらってきたが、今も6匹が元気に餌をとりに浮かび上がってくる。

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 Japanese killifish, swimming well
I was presented it from my friend who is breeding from an egg on Sunday of yesterday.
'Himedaka' in Japanese (scarlet killifish) is an admiration fish in one of the mutation of Oryzias.It lasts above the 25℃ water, they lay eggs on the water hyacinth which is a kind of a waterweed.
  


〇 やっと撮らせてくれた、ルリシジミ蝶(20120714)
 小さい躰ですばしこく動くので、今まで狭い我が家の庭では、なかなか撮ることができなかった。
 庭の青ジソの葉に留まっていた。

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 The Holly Blue butterfly (Celastrina argiolus)
At last, I took the photo of the butterfly today.
 


〇 金木犀の枝で休むアゲハチョウ(20120702)
 我が家の2階のベランダから撮影。
 多分、我が家は、蝶の道に入っているのだろう。ベランダから見ていると、カラスアゲハとか青筋アゲハなどが飛翔していくのが見られるが、彼らの食菜が我が家にないのか、留まってくれない。

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 The swallowtail butterfly which takes a rest in the branch of the fragrant olive.
From a porch of the second floor of my home
  


〇 山椒の葉を食べるアゲハチョウの幼虫(20120825)
 これは、アゲハ蝶(揚羽蝶)の第4令の幼虫だ。
 天敵から身を守るために、鳥の糞に擬態している。しかし、第5令幼虫になると、一転してわたし達の見慣れたきれいな緑色に変身する。
 いつぞやは、山椒の葉をすべて食いつぶして食べるものが無くなり、自滅してしまった時があった。

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 The larva of a swallowtail butterfly eating a leaf of the Japanese pepper
This is a larva of the fourth of the swallowtail butterfly.
For the purpose of to protect the body from the natural enemy, it is doing the mimesis to the feces of birds. However, it will transform itself into our familiar clean green when it becomes the fifth larva (catalpa).
  


〇 見慣れた、第5令のアゲハチョウの幼虫(20121015)
 今年、初夏に、我が家の庭の山椒の木で発生した、アゲハチョウ(揚羽蝶)の幼虫(第5令)。

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 The green caterpillars (Larva)of a swallowtail butterfly feeding on a leaf of the Japanese pepper.
In early summer. it occurs in the garden of my home every year.
 


〇 よく見かける、ツマグロヒョウモンのメス(20120814)
 ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋、Argyreus hyperbius)は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族に分類されるチョウの一種。
 雌の前翅先端部が黒色で、豹のような黒い紋がることからこの名がある。雄の翅の表側はヒョウモンチョウ類に典型的な豹柄だが、後翅の外縁が黒く縁取られている。
 アフリカ北東部からインド、インドシナ半島、オーストラリア、中国、朝鮮半島、日本までの熱帯・温帯域に広く分布する。

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〇 ツマグロヒョウモンのオス(20120913)
 地域にもよるけれど、成虫は4月頃から11月頃まで見られ、その間に4、5回発生する。
 また、他のヒョウモンチョウ類がほとんど年1回しか発生しないのに対し、多化性という点でも例外的な種類で、わたしの庭ではよく見かける。今日もコーヒー店の駐車場で見かけた。

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〇 ツマグロヒョウモンの幼虫(20121020)
 幼虫は、冬は幼虫や蛹で越冬する。
 各種のスミレ類を食草とし、野生のスミレ類のみならず園芸種のパンジーやビオラなども食べる。だからわたしの庭のスミレとパンジーに着く。

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 The Indian Fritillary; Female ('Tsuma-Guro-Hyoumon' in Japanese: Argyreus hyperbius)is butterfly of the Nymphalid or brush-footed butterfly family.
A female forewing edge is black, and the feature has a diagonal white belt.
It will be distributed over India, Indochina, Australia, China, the Korean Peninsula, the tropical zone, temperate zone area to Japan widely from the northeastern part of Africa.
The imago is seen in an imminent place including a grassy plain of the ground and a garden, vacant land and the roadside. The imago is seen from April to about November and produces four or five times in the meantime. A lot of larvae assume violets edible grass and eat not only wild violets but also a pansy or the viola of the garden variety.
side of wings, In my garden
 



〇 今日の一献 自然が包み込む我家の小庭 続編 その2 へ続く
 ―― 今年の夏の訪問者と「守株待兔」のわたし 続き。

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